米島フエルト産業 品質管理部の武田です。
弊社では不織布や両面テープ、ウレタンなど様々な材料を取り扱っているのですが、お客様より材料における有害物質の、精密測定データを求められる場合がよくあります。
もちろん、有害物質ですので検出されることはほぼ無いのですが、データを用意してお客様に提出しています。
基本的には材料メーカー様より取り寄せて提出するのですが、何らかの事情によりメーカー様からデータが出てこない場合には、弊社にて第三者機関に手配して測定する必要があります。
測定の対象となる物質は、RoHS2指令の規制物質やフタル酸エステル類、ハロゲン物質などですが、分析対象の物質により測定方法が異なり、よりふさわしい測定方法を用いたデータが求められます。
主な測定方法としては
・ICP発光分光法
・ガスクロマトグラフィー
・XRF蛍光X線
などがありますが、精密測定方法としてはICP発光分光分析法を指すことが多いため、一般的にICPデータと呼ばれています。
このように材料の精密測定データも対応しておりますのでご相談ください。