米島フエルト産業 品質管理部の西村です。
今年は近畿地方が観測史上最も早い梅雨入りとなりました。
鬱陶しい日々が続きますが、早く梅雨明けして欲しい物です。
さて、前回は温湿度でどちらかと言うと温度をメインに話しましたが、今回は湿度を主に考えてみたいと思います。
例えば、フエルトですが、湿度が高いと吸湿し膨らんだりして、品質に影響を与えます。
その他にも弊社で扱っているウレタンなども湿度が高いと劣化が促進されたりし、品質に影響を与えたりもします。
部屋や倉庫でもその環境によってもだいぶ違ってきます。まずはどんな環境なのかデータを取ってみるのも良いと思います。
簡易的には時計などに表示されている温度・湿度を見たりしますが、もう少し本格的なものですと、温湿度を取れるデータロガーという物があります。
これは温度湿度を記録してくれます。また夜間や休日など人がいない時でもデータを取ってくれている非常に便利な物です。グラフで見れたりもします。
(参考グラフ)
また、使用方法によっては輸送中の温湿度もデータとして記録できます。
安い物ですと15,000円程度から市販されている物もあります。
一般家庭でも、色々な所の温湿度のデータを取ってみるのも面白いと思います。
それを知った上で湿度対策を考えてみるのはいかがでしょうか?
(具体的な湿度対策はまたの機会にお話できたらと思います。)
では、今回はこの辺りで。