こんにちは! 品質管理部の吉田と申します。
幸か不幸かマスクが暖かい季節になりましたね。白い息を眺める機会が減り、個人的に少し寂しく思います。
そんなことはさておき、今日は「校正」について説明したいと思います。
簡単に言ってしまえば、普段使っている測定機器や実験機器が正しく動いているかどうかを確認することを指します。測定機器や実験機器は使用することで徐々に数値がズレてしまう可能性がありますので、定期的に校正を行わなければ機器の異常に気付かず、寸法不良を見逃してしまうといった問題が生じてしまいます。
具体的な校正の仕方として、弊社の場合、校正事業者(JIS Q17025に基づいている)に証明を受けたゲージブロックを測定の標準として用いて、ノギス、ダイヤルゲージ、マイクロメーター、画像機の校正を毎月行い記録しております。この校正に対する公差は±0.02mm(社内規格)であり、公差外であれば修理に出すか交換をするようにしております。
そんな厳しい校正を終えた機器達が日々頑張っているのです。陰の立役者と言えるでしょう。(下の写真は私が愛用しているノギスです)
今後も、不良品0を目指して品質向上に努めて参りますので、何卒宜しくお願い致します。