こんにちは電機資材課の青木です。
今年の夏は猛暑で、毎日うだるような暑さでしたが、最近の朝夕は、かなり過ごしやすくなってきており、食欲の秋が待ち遠しいです。
さて、弊社の製品のキーワードでもある『しなやかマテリアル<Shinayaka Material>』の代表的な素材であるクッションは、実に様々なタイプがあります。素材違いでは、ウレタン、PE(ポリエチレン)、ゴムスポンジ等あります。今回紹介させていただくのは、ウレタンの圧縮荷重試験についての取り組みを紹介致します。
お客様の製品で緩衝材としてウレタンスポンジの使用を検討されておりました。どれぐらいの荷重でクッションが圧縮されるのかウレタンの選定時に参考にしたいとのお話があり、弊社で密度と厚み違いのウレタンの圧縮荷重データを測定。
試験方法:ウレタンに荷重をかけ、厚みの変位を測定
試験材料:計4種
①密度400kg/m3で厚み1mm
②密度400kg/m3で厚み0.5mm
③密度480kg/m3で厚み0.3mm
④密度700kg/m3で厚み0.2mm
負荷速度:0.5mm/分
試験片サイズ:φ10
圧縮試験冶具:円形平型圧縮用アタッチメントφ40
写真<測定器>
圧縮荷重試験グラフ
ご使用される箇所で緩衝材の条件はいろいろ変わります。素材の絞り込みでデータを活用し、最適仕様を提案させていただきます。
お気軽にご相談下さい。