2017年07月

夏季休業のお知らせ

経理総務部の南野と申します。

今年の夏も猛暑が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

弊社では昨年からブログを始めさせていただきましたが、早や8ヶ月目に入りました。

ホームページとこのブログで、弊社が手掛ける「かたい」材料ではなく、「やわらかい」だけの材料でもない「Shinayaka Material (しなやかマテリアル)」(not too hard , not too soft)がどういうものなのか少しでも分かっていただけると幸いです。

今後も様々な取扱商品、加工方法等、できるだけ分かりやすくご紹介し、
皆様のお役に立つ話題を提供させていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 

さて弊社は下記の期間を夏季休業日とさせていただきます。


2017
811日(金)~2017816日(水)


夏季休業後は817()より通常営業を開始いたします。

 

皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い致します。

ではまだまだ暑い日が続きますので、お体にはくれぐれもお気を付けください。

夏季休業イラスト

フェルトをつなぐ加工

米島フエルト産業 業務部の安井です。

 

今回はフェルトをつなぐ加工(つぎ加工)についてのご紹介です。

 

つぎ加工とは接着剤を使用いてフェルトをつなぎ合わせる加工の事を言いますが、では、どのような時にこの加工を行うのかについてご説明をさせて頂きます。

 

一般的な羊毛フエルトの場合、規格幅は1,800mmになりますが、ご用途によっては1,800mm以上の長さが必要な場合もあるかと思います。そのような時にフェルトとフェルトをつなぎ合わせることにより、ご希望の長さに引き延ばす事が可能となります。

 

また、つぎ目を持たないスリット品に加工をする場合、加工するサイズ次第では多数の生産ロットが必要となりますが、つぎ加工品の場合は、1本からでも加工が可能であり、コスト面でも利点があります。

フェルトをつなぐ加工

反対に接着剤でフェルトとフェルトをつなげていますので、つなぎ目を持たないスリット品から比べると強度としては弱くなりますし、いわゆる手加工品ですので、フェルトの厚みにもよりますが、加工できる商品の幅は最大約200mmW程度までで、数量も少量での対応となります。

 

ただ、ご用途によっては十分ご使用頂ける加工品となりますので、加工でお困りの事があれば、一度お問い合わせ下さい。解決できる様に努力させて頂きます。

 

宜しくお願い致します!

大切なものを水から守る

みなさん、こんにちは電機資材課の青木です。
ジメジメした日が続き、もうすぐ真夏になる時期、水浴びでもしたい気分ですが、今回も防水テープについてのお話です。
前回防水テープで水の浸入テストをしてみましたが、今回は、小型電気電子機器での簡単な使用イメージ図を紹介してみることにしました。

真ん中の斜線部が防水両面テープで、上下ケース(内部に基板)をシーリングします。

防水2-1

防水テープでしっかりと貼り合わせできれば、内部への浸水は防げます。
接着剤では塗布厚みバラつきの問題がありますが、両面テープの場合は均一性が利点でもあります。
防水規格のIPX7相当の評価条件もクリアしているタイプもあります。

一言に防水テープといっても厚いものから薄いもの、粘着剤を塗る基材の種類がフィルムや発泡体などいろいろなタイプがあります。
また、加工サイズや部品の納入形態によっても、どのタイプのテープを選択すべきかよく検討が必要です。

今後、防水テープのタイプ別の特徴も紹介していき、みなさまの大切なものを水から守るお手伝いがしたいです。
(防水テープについて詳しくはこちらへ)

振動膜材料のご紹介

こんにちは、蒸し暑い日が続きますね~。

営業部電機資材課の佐々木です。

3回にわたってスマホスピーカーに使われる振動についてお話ししてきました。

ご存知(?)当社の振動板は世界中の有名スマホメーカーに採用されている自慢の製品です。

 

今日からは関連商材の「振動膜」について、お話しさせて頂きます。

当社は振動膜も扱っています。

 

スーパーエンプラ系の PEEKPARフィルム

エラストマー系の TPEETPUフィルム

 

などが代表的な材料です。

これらを「ダンパー」と言われるアクリル系またはシリコーン系の粘着材を用いて複合化し、

物性の異なる双方の特徴を活かすことで、

 

低周波域の音圧を向上させる

耐熱性を上げる

 

などの機能を付加します。

 

次回からは、それぞれのフィルムの特徴についてもう少し詳しく書いていきますね…。

前回記事 1
 前回記事 2 前回記事 3


diaphragm film 1


YONESHIMA COSMETICS:素材別コスメのペン先

こんにちは*蒸し暑い季節になってまいりましたね。
全国各地で梅雨入り宣言も聞こえている中、
米島フエルトがあるここ大阪では曇り空は多いものの、
雨降りの日は比較的少なめです( ゜゜)
 
みなさまの地域はどんな空模様でしょうか。

 

今回は、米島のコスメ担当・松浦からペン先PART2として
「素材別コスメのペン先」についてご紹介させて頂きます☆

 

主な用途・素材は次のようなものがあります。


用途

・アイライナー→ 目の縁に線を描くことで目の形をくっきり大きく見せる効果有
・アイブロウ→  眉の形を美しく見せるために、眉を書き足すためのアイテム
・リップライナー→唇の輪郭修正・口紅のにじみ防止・リップメイクのもちを補助等の効果有
・ネイルペン→  ネイルアート・はみ出したネイルカラーを手軽に落とせるリムーバーも有

 

余談ですが…高校生時代から徐々にメイクをし始めた私ですが、
上記4点の内3点は必須アイテムとして1種類以上は持っていました(゜゜*)


素材

ナイロン繊維 … 柔らかさ重視のアイテムに多様
ナイロン

ポリエステル繊維 … 柔らかさと硬さのバランスが取れたタッチが特徴
ポリエステル

PBTブラシ … 曲げ、たわみ回復性に優れ、乾きが早い
PBT

ポリウレタンポーラス … なめらかな肌触り・コシのある書き味が特徴
ポリウレタン


さて、ペン先の種類としては「プラスチック・アクリル繊維」も主要な素材として

挙げられるのですが、残念なことにこの2種は「コスメ」には不向きな所があります。

それは製造工程上「ホルムアルデヒト」等の有害物質が含有されてしまうため、
人体に直接触れる化粧品には適していないという所です。

 

このように、偏に「ペン先」と言っても様々な種類や用途、それぞれに適した素材などがあり、中には一見しただけでは分かりにくい、性質等があります。

 

手持ちサイズで持ち運びなどの利便性も高く、様々な化粧品アイテムとの
相性も抜群なペンタイプの化粧品。
そして、その良し悪しを決める要のパーツ、ペン先。

今後も普遍的に需要の見込める化粧品アイテムの一つになること間違いなしです!

 

コスメ用途でペン先をご検討される際は是非、米島フエルト・松浦まで
お気軽にお問い合わせください☎o【(o・ω・)
calling

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