テープ

極薄両面テープについて

こんにちは、電機資材課の青木です。前回前々回ともに両面テープのタイプについて、紹介してきました。今回も両面テープです!また、テープと思われるかも知れませんが、それだけいろいろタイプがあり、様々な用途に使用されているのです。

 弊社では、電子部品関係の用途でいろんな種類の両面テープを使用しております。電子部品同士を貼り合わせするため、限られた面積とスペースに適したテープが必要になってきます。
 
 弊社でよく使用している薄型のテープは30μ~50μですが、極薄タイプでは、9μ~10μの両面テープを使用しております。

DF8700-50s

100μ厚みの両面テープ

YND50s
50μ厚みの両面テープ

YND30s

30μ厚みの両面テープ

YND10s
10μ厚みの両面テープ


写真では薄さのイメージが十分に伝わらないかも知れませんが、髪の毛と比較した場合、通常太い髪の毛で
100μ、細い髪の毛で60μ程度と言われております。10μの両面テープの場合、細い髪の毛の1/6の厚みです。


10
μのスペースも取れない部分については、5μのものもあります!


両面テープの粘着力は同じ成分の糊の場合、厚みに比例して強くなります。そのため、薄い分粘着力は落ちますが、スペース重視の場合はこの極薄両面テープが活躍致します!


また、薄いため、ハンドリングについて困難場面が想定されますので、その場合は
PETセパレータとの組み合わせで使用しやすい方法を提案致します。


両面テープで困りごとがありましたら、ご相談下さい。


両面テープのタイプについて (2)

こんにちは、電機資材課の青木です。前回両面テープのタイプについて、基材別で紹介いたしました。今回は粘着層についての基本タイプを紹介いたします。

 弊社でよく使用している両面テープはアクリル系粘着剤が多いです。幅広い用途で使用できる利点があります。その理由として、いろんなタイプが揃っており、選択肢が増えるからです。

両面テープの粘着剤タイプについては、大きく分けるとアクリル系粘着、シリコン系粘着、ゴム系粘着です。今回、各粘着剤の特長をお伝えします。

 

 

アクリル粘着剤について

アクリル系粘着両面テープ(不織布基材)
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アクリル系粘着両面テープ(フィルム基材)

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アクリル系粘

a33


アクリル系粘着両面テープ(基材レス)の両面テープ

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*幅広い用途で使用されており、いろんな基材のタイプで使用されている粘着剤

*耐熱性、耐候性、耐薬品性に優れる

*コストは、ゴム系粘着剤に比べると高価


シリコン粘着剤について

シリコン系粘着両面テープ(フィルム材)
s11

片面シリコン系粘着
/片面アクリル系粘着両面テープ(フィルム基材)

s22

シリコン系粘着両面テープ(基材レス)

s33

*他の粘着剤では着きにくい、シリコンゴム等の被着体に対して優れている。

*耐熱性、耐寒性、耐候性及び耐薬品性に優れており、各種耐性が必要な環境下で使用される場合が多い。

*アクリルよりも非常に高価なため、PET支持体として片面シリコン/片面アクリルのタイプでコスト低減タイプもある。



ゴム系粘着剤について

ゴム系粘着両面テープ(不織布基材)
g11

片面ゴム系粘着/片面アクリル系粘着両面テープ(フィルム基材)

g22

CREPDM等発泡体や各種ゴム材に対しての貼り合わせに優れている。

*ゴム系発泡体の経時変化による接着性能低下を小さくするように設計。

*ゴム系と一般的な被着体(金属やプラスチック)を貼り合わせする片面ゴム系/片面アクリル粘着剤のタイプもあります。


両面テープは多種多様でございます。ご使用される用途や環境、サイズ、被着体等によっても選定するテープは変わってきます。両面テープを使用した部品でお困り事や課題等がありましたら、是非お問い合わせ下さい。

ご使用方法の提案等も含めて、提案させていただきます。

両面テープのタイプについて

こんにちは、電機資材課の青木です。2020年が始まり、あっという間に1月、2月が終わろうとしております。昔の人は、「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とはよく言ったものだと毎年思ってしまいます!年を重ねるごとに早さは加速している感じです!!!

 さて、今回は弊社でよく使用している両面テープについてです。

両面テープのタイプについては、大きく分けると不織布基材、PET基材、発泡体基材、基材レスの4タイプとなります。

各テープの断面図です。


不織布基材両面テープ

不織布DFs

不織布基材の両面テープは不織布の糊が含侵しております。

基材があるので、打ち抜き加工性が良好で、取り扱いしやすく、曲面でも貼る付けやすい

一般的に使用されているタイプ


PET基材の両面テープ

PET DFs

PETの裏表に粘着剤がついております。

基材がPETなので、打ち抜き加工性が特に良好で、寸法精度が必要な加工に適している。厚みのバリエーションも多く、薄いタイプは総厚み0.005mmのものもあります。


発泡体基材の両面テープ

発泡体DFs

*発泡体の裏表に粘着剤がついております。

基材が発泡体なので、衝撃吸収、防水、密閉性に優れている。厚みのバリエーションも多く、薄いタイプは0.15mmのものもあります。


基材レスの両面テープ

基材レスs

*基材がなく、粘着剤のみのため、糊の状態です。

基材がないため、曲面の貼り付けにおいても良好で、厚みが薄いタイプでも粘着力がある。厚みは0.0250.05mm程度のものが一般的。

 

 

簡単な特長を記載しましたが、お客様の用途、使用方法、サイズ等によって最適なテープは違います。両面テープを使用した部品でお困り事や課題等がありましたら、是非お問い合わせ下さい。


低エネルギー被着体(PP&PE)への接着力比較(その3)

こんにちは、電機資材課の青木です。12月に入り、2019年も後15日で終わります。今年1年を振り返ると国と国との関係が経済にも大きな影響を与えた年でした。来年は、各関係性が良好となり、経済的にもよい一年になることを切に願います。

さて、前回表面エネルギーの低いPP(ポリプロピレン)への接着力の比較データを報告しました。今回は、PPと共によく使用されるPE(ポリエチレン)の接着データをとりましたので、掲載いたします。
 

PEに対して11種類の両面テープとの接着力データを取得。試験方法及び条件はPPの時と同じです。

abc
(試験試料)

 

試験内容:

試験目的:PE(ポリプロピレン)被着体として、以下の条件下で両面テープ11種の接着力を測定、比較する。

*専用テープ(PE接着良好テープ)

*通常テープ(各両面テープメーカーの粘着力の強いタイプ)

*各テープの厚みは表に記載

  

試験条件

(長さ200mmX20mm、裏打ち材PET#25μ)貼り合わせ。試験板:PP

貼り合わせ方法:2kgローラで2往復貼り合わせ。

貼り合わせ後、室温にて24時間養生。

180°剥離試験

引張速度 300mm/

試験板から引きはがされた50mmの長さの接着力の平均値


IMG_2173s

測定データ
PEs

*厚みが必要な用途では、1.141.2mmの厚みで測定。薄さが必要な用途では、0.10.14の厚みで測定

PPPEに対する両面テープのデータを紹介いたしましたが、お客様の用途、使用方法や形状等にもよって適切なテープが違ってきます。是非、ご相談いただき、御社の製品開発にお役に立ちたいです!

 

低エネルギー被着体(PP&PE)への接着力比較(その2)

こんにちは、電機資材課の青木です。今年も残すところ2か月ほどになりました。時が経つのが年々早く感じる年齢になっておりますが、体調管理も今まで以上に気をつけたいと考えております。

 

さて、以前PP(ポリプロピレン)PE(ポリエチレン)は表面エネルギーが低いため、一般的な粘着剤が着きにくい被着体であることをお話しました。 (こちらからご覧いただけます)

表面エネルギーの低いPPに対して10種類のテープの接着力の比較データを取得しましたので報告致します!

abc
(試験試料)

 

試験内容:

試験目的:PP(ポリプロピレン)被着体として、以下の条件下で両面テープ10種の接着力を測定、比較する。
*専用テープ(PP接着良好テープ)
*通常テープ(各両面テープメーカーの粘着力の強いタイプ)
*各テープの厚みは表に記載

 


試験条件

(長さ200mmX20mm、裏打ち材PET#25μ)貼り合わせ。試験板:PP

貼り合わせ方法:2kgローラで2往復貼り合わせ。

貼り合わせ後、室温にて24時間養生。

180°剥離試験

引張速度 300mm/

試験板から引きはがされた50mmの長さの接着力の平均値

IMG_2173s

測定データ

キャプチャ

*厚みが必要な用途では、1.141.2mmの厚みで測定。薄さが必要な用途では、0.10.14の厚みで測定

 

お客様の用途や使用方法よっては、専用テープが必要な場合もありますし、粘着力が強い通常テープでも使用できる可能性があります。まずは、用途と使用方法をご相談下さい。適切な製品を提案させていただきます。


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