研究開発

メッシュについて

品質管理の北村と申します。

朝晩涼しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


今回は、メッシュの豊富な種類のほんの一部について、ご紹介させて頂きたいと思います。

身近なものでは、洋服などの裏地(ひらひらした布地)を思い浮かべて頂けるといいかなと思います。

実際のメッシュを手に取ってみると、糸の太さや、糸と糸との間隔に違いがあることは、なかなかわかりづらいです。
お客様からのご注文で、電機資材用に加工するのにメッシュをよくご利用いただいておりますが、ご依頼のメッシュに間違いがないように、本数を数えて確認しております。

そこで、メッシュの本数の数え方について、弊社独自の方法をご紹介させて頂きたいと思います。

使用しているメッシュの品番には、1インチ間のメッシュの本数の表示が規定されているので、それをもとに数えています。

下の写真は、本数の違う2種類のメッシュの弊社の画像測定器の最小倍率0.750x と、最大倍率5.250xでの画像です。

270メッシュ(倍率0.750X)s270メッシュ(倍率5.250X)s

270メッシュ(倍率0.750x)        270メッシュ(倍率5.250x

508メッシュ(倍率0.750X)s508メッシュ(倍率5.250X)s
508メッシュ(倍率0.750x)        508メッシュ(倍率5.250x

上の画像の1インチ間=2.54cm間に508本あるメッシュの本数を数えてみます。
測定器1s

弊社の画像測定機はミリ単位なので、表示もmmで表示されますので、1インチ間=25.4mmになります。

測定機の台に、Y軸に合わせてメッシュを置き、X軸のカウンターをゼロに調整します。

1本ずつ移動させて、X軸のカウンターが2.54mmを示した時に、50.8本前後の本数であれば、少し手間はかかりますが確認が出来ます。

上記や寸法測定のことなど、何かございましたら、ご相談ください。


両面テープの剥離試験について

米島フエルト産業 研究開発部の西村です。
まだ蒸し暑さが残りますが、徐々に秋の気配も感じてきました。
さて、今回は、研究開発部より、両面テープの剥離試験について簡単にご説明したいと思います。


弊社ではJIS Z0237-2009 粘着テープ・粘着シート試験方法を参考にして、試験しています。JISを参考に試験片を用意し、試験板に圧着し、剥離試験機にセットし、指定の速度で剥離させて、データを取得していきます。

剥離試験様子ss

  剥離試験の写真

剥離データs

上がある両面テープ剥離試験データです。平均約10Nです。

0mm~約100mmまで測定はしますが、最初の25mmまでのデータと75mm以後のデータを削除し、50mm間の測定値の平均をデータとします。

(上のグラフのデータは安定していますが、テープの種類や測定環境でバラツキが多い事もありますので、N数を増やしたり、長期で定期的に測定する事が必要な場合もあります。)

また、試験は一般的には、非着体はSUS(ステンレス)ですが、お客様の用途に応じて例えばPC(ポリカ)だとすると非着体をPC(ポリカ)にし、どの両面テープが適しているかなどの比較ができます。

以上、簡単ですが、剥離試験についての説明でした。

その他、検査や測定の事で何かございましたら、ご相談下さい。

 


改正RoHS始動

こんにちは品質管理部 環境担当の武田です。

だんだんと夏が近づいてくるのが感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

夏のカラッとした暑さはまだしも、ジメッとした蒸し暑さは勘弁してほしいです。


さて、皆さんは『
RoHS指令』というのを聞いたことはありますでしょうか。

最近はよく電気製品の取扱い説明書などに下記の様なマークが描かれているのを見かけることがあるかと思います。


RoHS1 RoHS2

これは欧州の規格で、電気/電子機器の鉛・カドミウム・水銀・六価クロム・臭素系難燃剤のPBBPBDE、計6種類の有害物質を規制するものです。

この『RoHS』が今年の722日から、『改正RoHS』となり、環境ホルモンといわれるフタル酸エステルの4物質(DEHP:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、BBP:フタル酸ブチルベンジル、DBP:フタル酸ジ-n-ブチル、DIBP:フタル酸ジイソブチル)の規制が追加され、先の6物質に加えて合計10物質になります。

新たに規制されるフタル酸エステルというのは『プラスチックを柔らかくする素材』として使用され、身近な例では消しゴムに含まれていますが、厄介な性質をもっており、時間経過とともに徐々に他のモノに移行していきます。
消しゴムを長時間放置すると鉛筆や定規にくっつく事がありますよね。これは消しゴムのフタル酸エステルが鉛筆や定規に移行しておこる現象です。

この様にフタル酸エステルが含まれた材料があれば、他の材料に汚染が広まる可能性があり注意が必要です。
 

ちなみに、当社の消しゴムはフタル酸エステルを含まないものを使用しており、検査の際にも汚染の心配がありませんのでご安心ください。

けしごむs じょうぎs

画像測定機のご紹介②

新しく令和元年がスタートしました。
いつもと違うゴールデンウイークを皆様いかがお過ごしでしたでしょうか、品質管理部 北村と申します。

前回、品質管理部で使用しています設備のご紹介をさせて頂きましたが、今年3月末に新たにミツトヨ製の画像測定機が導入されましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。     


●仕様

符号 QV-L202Z1L-D

測定範囲 X250mm    Y200mm   Z150mm    

最小表示量 0.0000mm  

照明装置 垂直落射照明 透過照明 リング照明

本体外観寸法 全長767mm  全幅570mm  全高さ845mm

本体重量 120Kg           

測定物の一例ですが下記は印刷物の文字の画像です(輝度20%45%)

●落射
落射20% 落射45%

 落射20%         落射45%

●透過
透過20% 透過45%
 透過20%         透過45%

 

リング
リング20% リング45%
 リング20%        リング45%

上の画像より、印刷の文字を測るときの照明はリング20%が適しています。

文字の欠けなども見つけることができます。

このほか、ウレタン、不織布、両面テープ等の加工品など、印刷物以外のものでも、

照明の組み合わせで光を調節して、寸法測定や外観検査をしています。

測定のことで何かございましたら、ご相談ください。

3D測定機の表面粗さ測定について

米島フエルト産業 研究開発部の西村です。

春らしい暖かさを感じられるようになってきました。

さて、今回は、研究開発部より、設備のご紹介をしたいと思います。


前回3D形状測定機の基本的な特徴をご紹介させていただきましたが、

今回は表面粗さの測定についてご紹介したいと思います。

フエルトとPETの表面粗さを測定してみました。以下のように測定結果が表示されます。


表面粗さデータ

フエルト(計測結果上側)はSa0.089mmPET(計測結果下側)はSa0.005mm

Sa算術平均高さ・・・表面の平均面に対して、各点の高さの差の絶対値の平均を表します。

面粗さを評価する際に一般的に利用されます。


3D画像_フエルト

フエルトの3D画像
赤色部分が表面で凸凹しているのが分かります。これが表面粗さの数値に関係してきます。


その他、検査や測定の事で何かございましたら、ご相談下さい。

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