研究開発

改正RoHS始動

こんにちは品質管理部 環境担当の武田です。

だんだんと夏が近づいてくるのが感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

夏のカラッとした暑さはまだしも、ジメッとした蒸し暑さは勘弁してほしいです。


さて、皆さんは『
RoHS指令』というのを聞いたことはありますでしょうか。

最近はよく電気製品の取扱い説明書などに下記の様なマークが描かれているのを見かけることがあるかと思います。


RoHS1 RoHS2

これは欧州の規格で、電気/電子機器の鉛・カドミウム・水銀・六価クロム・臭素系難燃剤のPBBPBDE、計6種類の有害物質を規制するものです。

この『RoHS』が今年の722日から、『改正RoHS』となり、環境ホルモンといわれるフタル酸エステルの4物質(DEHP:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、BBP:フタル酸ブチルベンジル、DBP:フタル酸ジ-n-ブチル、DIBP:フタル酸ジイソブチル)の規制が追加され、先の6物質に加えて合計10物質になります。

新たに規制されるフタル酸エステルというのは『プラスチックを柔らかくする素材』として使用され、身近な例では消しゴムに含まれていますが、厄介な性質をもっており、時間経過とともに徐々に他のモノに移行していきます。
消しゴムを長時間放置すると鉛筆や定規にくっつく事がありますよね。これは消しゴムのフタル酸エステルが鉛筆や定規に移行しておこる現象です。

この様にフタル酸エステルが含まれた材料があれば、他の材料に汚染が広まる可能性があり注意が必要です。
 

ちなみに、当社の消しゴムはフタル酸エステルを含まないものを使用しており、検査の際にも汚染の心配がありませんのでご安心ください。

けしごむs じょうぎs

画像測定機のご紹介②

新しく令和元年がスタートしました。
いつもと違うゴールデンウイークを皆様いかがお過ごしでしたでしょうか、品質管理部 北村と申します。

前回、品質管理部で使用しています設備のご紹介をさせて頂きましたが、今年3月末に新たにミツトヨ製の画像測定機が導入されましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。     


●仕様

符号 QV-L202Z1L-D

測定範囲 X250mm    Y200mm   Z150mm    

最小表示量 0.0000mm  

照明装置 垂直落射照明 透過照明 リング照明

本体外観寸法 全長767mm  全幅570mm  全高さ845mm

本体重量 120Kg           

測定物の一例ですが下記は印刷物の文字の画像です(輝度20%45%)

●落射
落射20% 落射45%

 落射20%         落射45%

●透過
透過20% 透過45%
 透過20%         透過45%

 

リング
リング20% リング45%
 リング20%        リング45%

上の画像より、印刷の文字を測るときの照明はリング20%が適しています。

文字の欠けなども見つけることができます。

このほか、ウレタン、不織布、両面テープ等の加工品など、印刷物以外のものでも、

照明の組み合わせで光を調節して、寸法測定や外観検査をしています。

測定のことで何かございましたら、ご相談ください。

3D測定機の表面粗さ測定について

米島フエルト産業 研究開発部の西村です。

春らしい暖かさを感じられるようになってきました。

さて、今回は、研究開発部より、設備のご紹介をしたいと思います。


前回3D形状測定機の基本的な特徴をご紹介させていただきましたが、

今回は表面粗さの測定についてご紹介したいと思います。

フエルトとPETの表面粗さを測定してみました。以下のように測定結果が表示されます。


表面粗さデータ

フエルト(計測結果上側)はSa0.089mmPET(計測結果下側)はSa0.005mm

Sa算術平均高さ・・・表面の平均面に対して、各点の高さの差の絶対値の平均を表します。

面粗さを評価する際に一般的に利用されます。


3D画像_フエルト

フエルトの3D画像
赤色部分が表面で凸凹しているのが分かります。これが表面粗さの数値に関係してきます。


その他、検査や測定の事で何かございましたら、ご相談下さい。

画像測定器のご紹介①

初めまして。米島フエルト産業 品質管理部 北村と申します。

紅葉が美しい季節がやってきたので会社の近くにある大阪城公園のイチョウ並木道を散策したいと思っています。

 

今回は、品質管理部で使用しています設備のご紹介をさせて頂きたいと思います。

電機資材や産業資材の部品の寸法を測定する為に、ミツトヨ製の画像測定器を使用しています。この画像測定器は、カラーカメラとズームレンズを搭載した小型卓上サイズのもので、照明設定、カウンターゼロセット、XYZ駆動、オートフォーカスなどの操作を手元で操作できるのでとても便利です。


画像機s

●仕様

符号  QS200Z

測定範囲 X軸 200mm    Y軸 200mm    Z軸 100mm

最小表示量 0.0005mm

光学倍率 0.53.5x (8段階)

照明装置 垂直落射照明 透過照明 リングファイバー照明

本体外観寸法 465(W)815(D)663(H)

本体質量 約76kg

画像器を使用する目的は、寸法測定と外観検査をする為です。

 

そこで、測定物の一例として、印刷物の文字を3種類の照明で比較してみたいと思います。

 

この画像器の照明は下記のように、3種類あります。

落射は上から光を当て、 透過は下から光を当てます。そしてリングはリング状の光を上から当てます。

 

画像


光の当て方によって画像の見え方に違いがあり、検査対象物の形状や特性で当て方を変更し、検査を行っておりますので、測定の事で何か御座いましたら、ご相談下さい。

 

次回は実際に光の当て方でどれくらい変化があるかをご紹介させて頂きます。

 

クッション材の圧縮荷重試験について

こんにちは電機資材課の青木です。
今年の夏は猛暑で、毎日うだるような暑さでしたが、最近の朝夕は、かなり過ごしやすくなってきており、食欲の秋が待ち遠しいです。

さて、弊社の製品のキーワードでもある『しなやかマテリアル<Shinayaka Material>の代表的な素材であるクッションは、実に様々なタイプがあります。素材違いでは、ウレタン、PE(ポリエチレン)、ゴムスポンジ等あります。今回紹介させていただくのは、ウレタンの圧縮荷重試験についての取り組みを紹介致します。

 

 お客様の製品で緩衝材としてウレタンスポンジの使用を検討されておりました。どれぐらいの荷重でクッションが圧縮されるのかウレタンの選定時に参考にしたいとのお話があり、弊社で密度と厚み違いのウレタンの圧縮荷重データを測定。

 

試験方法:ウレタンに荷重をかけ、厚みの変位を測定

試験材料:計4種
 ①密度400kg/m3で厚み1mm
 ②密度400kg/m3で厚み0.5mm
 ③密度480kg/m3で厚み0.3mm
 ④密度700kg/m3で厚み0.2mm

負荷速度:0.5mm/

試験片サイズ:φ10

圧縮試験冶具:円形平型圧縮用アタッチメントφ40

写真<測定器>
測定器s

圧縮荷重試験グラフ
圧縮荷重試験グラフs

 ご使用される箇所で緩衝材の条件はいろいろ変わります。素材の絞り込みでデータを活用し、最適仕様を提案させていただきます。

お気軽にご相談下さい。


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