研究開発

CFRPとは?

初めまして!研究開発部の中川と申します。


私は
CFRPの研究開発を主に担当しておりまして、CFRPとは何かということについて今回ご説明させていただきます。


CFRP
は炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastic)の略称で鉄よりも軽く・強いということでとても有名な材料です。

ちなみにどれくらい強いかと言いますと、鉄の10倍強いデータも実証されています。

軽さで言いますと、鉄の四分の一以下の軽さです。(鉄の比重7.8に対して炭素繊維の比重は1.8くらい。)

こんな軽くて強い材料なので近年、自動車業界や航空業界で注目されているんです。


なぜこんなに軽いかと言いますと理由は「炭素」の繊維なので。

炭素は結晶構造次第で硬くも柔らかくもなります。みなさんご存じの世界一硬いダイヤモンドも炭素が原料なんですよ。


当社でもこの炭素繊維を用いた新製品を絶賛検討中ですので引き続きよろしくお願いいたします。

炭素繊維(写真)s  炭素繊維(強度)s

ChemSHERPAとは?

こんにちは品質管理部 環境担当の武田です。

 

このブログをチェックしている皆さんなら、当社がShinayaka material(しなやかマテリアル)というキーワードを掲げている事をご存知と思われますが、今回はそんな「しなやか」とは程遠いイメージのお役所や〇〇協会等に関する環境資料のお話です。

Chem SHERPAs

以前のブログで取扱う環境資料について紹介させていただきましたが、その中でchemSHERPA(読み方;ケムシェルパ)という資料があったと思います。
これは経済産業省主導のもと、一般社団法人産業環境管理協会の中のアーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)が推進するデータ作成支援ツールとなります。


何だか非常に複雑な感じがしますが、要するに色んな製品に使用される化学物質の情報を川上(素材メーカー)から川下(組立工場)まで伝達するための仕組みです。

文字通り、chem(ケム:化学)をsherpa(シェルパ:運ぶ、案内人)なのですね。

従来までのJAMP AISという仕組みに置き換わって近年スタートした資料です。


この様に新しい環境調査の仕組みや資料にも対応しておりますので、お問合せお待ちしております。


メッシュについて

品質管理の北村と申します。

朝晩涼しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


今回は、メッシュの豊富な種類のほんの一部について、ご紹介させて頂きたいと思います。

身近なものでは、洋服などの裏地(ひらひらした布地)を思い浮かべて頂けるといいかなと思います。

実際のメッシュを手に取ってみると、糸の太さや、糸と糸との間隔に違いがあることは、なかなかわかりづらいです。
お客様からのご注文で、電機資材用に加工するのにメッシュをよくご利用いただいておりますが、ご依頼のメッシュに間違いがないように、本数を数えて確認しております。

そこで、メッシュの本数の数え方について、弊社独自の方法をご紹介させて頂きたいと思います。

使用しているメッシュの品番には、1インチ間のメッシュの本数の表示が規定されているので、それをもとに数えています。

下の写真は、本数の違う2種類のメッシュの弊社の画像測定器の最小倍率0.750x と、最大倍率5.250xでの画像です。

270メッシュ(倍率0.750X)s270メッシュ(倍率5.250X)s

270メッシュ(倍率0.750x)        270メッシュ(倍率5.250x

508メッシュ(倍率0.750X)s508メッシュ(倍率5.250X)s
508メッシュ(倍率0.750x)        508メッシュ(倍率5.250x

上の画像の1インチ間=2.54cm間に508本あるメッシュの本数を数えてみます。
測定器1s

弊社の画像測定機はミリ単位なので、表示もmmで表示されますので、1インチ間=25.4mmになります。

測定機の台に、Y軸に合わせてメッシュを置き、X軸のカウンターをゼロに調整します。

1本ずつ移動させて、X軸のカウンターが2.54mmを示した時に、50.8本前後の本数であれば、少し手間はかかりますが確認が出来ます。

上記や寸法測定のことなど、何かございましたら、ご相談ください。


両面テープの剥離試験について

米島フエルト産業 研究開発部の西村です。
まだ蒸し暑さが残りますが、徐々に秋の気配も感じてきました。
さて、今回は、研究開発部より、両面テープの剥離試験について簡単にご説明したいと思います。


弊社ではJIS Z0237-2009 粘着テープ・粘着シート試験方法を参考にして、試験しています。JISを参考に試験片を用意し、試験板に圧着し、剥離試験機にセットし、指定の速度で剥離させて、データを取得していきます。

剥離試験様子ss

  剥離試験の写真

剥離データs

上がある両面テープ剥離試験データです。平均約10Nです。

0mm~約100mmまで測定はしますが、最初の25mmまでのデータと75mm以後のデータを削除し、50mm間の測定値の平均をデータとします。

(上のグラフのデータは安定していますが、テープの種類や測定環境でバラツキが多い事もありますので、N数を増やしたり、長期で定期的に測定する事が必要な場合もあります。)

また、試験は一般的には、非着体はSUS(ステンレス)ですが、お客様の用途に応じて例えばPC(ポリカ)だとすると非着体をPC(ポリカ)にし、どの両面テープが適しているかなどの比較ができます。

以上、簡単ですが、剥離試験についての説明でした。

その他、検査や測定の事で何かございましたら、ご相談下さい。

 


改正RoHS始動

こんにちは品質管理部 環境担当の武田です。

だんだんと夏が近づいてくるのが感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

夏のカラッとした暑さはまだしも、ジメッとした蒸し暑さは勘弁してほしいです。


さて、皆さんは『
RoHS指令』というのを聞いたことはありますでしょうか。

最近はよく電気製品の取扱い説明書などに下記の様なマークが描かれているのを見かけることがあるかと思います。


RoHS1 RoHS2

これは欧州の規格で、電気/電子機器の鉛・カドミウム・水銀・六価クロム・臭素系難燃剤のPBBPBDE、計6種類の有害物質を規制するものです。

この『RoHS』が今年の722日から、『改正RoHS』となり、環境ホルモンといわれるフタル酸エステルの4物質(DEHP:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、BBP:フタル酸ブチルベンジル、DBP:フタル酸ジ-n-ブチル、DIBP:フタル酸ジイソブチル)の規制が追加され、先の6物質に加えて合計10物質になります。

新たに規制されるフタル酸エステルというのは『プラスチックを柔らかくする素材』として使用され、身近な例では消しゴムに含まれていますが、厄介な性質をもっており、時間経過とともに徐々に他のモノに移行していきます。
消しゴムを長時間放置すると鉛筆や定規にくっつく事がありますよね。これは消しゴムのフタル酸エステルが鉛筆や定規に移行しておこる現象です。

この様にフタル酸エステルが含まれた材料があれば、他の材料に汚染が広まる可能性があり注意が必要です。
 

ちなみに、当社の消しゴムはフタル酸エステルを含まないものを使用しており、検査の際にも汚染の心配がありませんのでご安心ください。

けしごむs じょうぎs

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