研究開発

5ゲン

こんにちは!研究開発部の中川です。


今回は
5ゲン(5)についてご説明しようと思います。

5ゲンとは、「原理」「原則」「現場」「現物」「現実」これらを総称して5ゲンまたは5現と呼びます。

この言葉は製造業の品質改善などでよく使用しますがどの業界でも通用する理論です意味合いは以下の通りです。


原理

物事を成立させるための法則やメカニズム。

つまり、理屈の部分となります。


原則

多くの場合に当てはまる法則やメカニズム。

製造業の場合は経験則みたいなものです。


現場

そのままの意味です。

製造業の場合、製造現場となります。


現物

これもそのままの意味です。

検討対象の現物です。


現実

現物に対して起きている現象ですね。


現場」に行かなければ
「現物」は見えない。

現物」を見なければ「現実」が見えない。

現実」を見た上で「原理」「原則」を理解すれば自ずと解決策が浮かぶ。


「現場」「現物」「現実」は三現主義とも言って、あのトヨタやホンダの様な大企業もこの考えを重視しているそうです。

私も研究開発においてはこの5ゲンをしっかりと活用して問題解決に励みたいと思います。


では、今回はこの辺で。


10℃半減則

こんにちは!研究開発部の中川です。


今回は寿命試験などでよく使用されている「10℃半減則」と言うものについてご説明します。


10℃半減則とは何か?

10℃半減則と言うものは、熱エネルギーを10℃上げると反応速度は約2倍になるという現象のことです。

寿命試験(加速試験)などでよく使用されており、10℃で約2倍、20℃で約4倍、30℃で約8倍と反応が早くなります。

つまり、温度を10℃上げると必要な反応時間は約半分で済むので「10℃半減則」と呼ばれています。

また、この現象は「アレニウスの法則式」と言われる計算からも求めることは可能です。


アレニウスの式
出展:Wikipedia

この法則がどの様な場面で用いられるかと言いますと、樹脂材料などの寿命試験などでよく利用されるようです。また、接着剤の硬化時間短縮などでも用いることが可能です。

我々研究開発もこの法則を活用し、製品寿命の算出や製造時間の短縮検討を日々行っています。


では、今回はこの辺で。


検査室の明るさ(照度)について

米島フエルト産業 品質管理部の西村です。

 

さて、今回は品質管理で検査をする上での検査室の照明の明るさ(照度)についてみていきたいと思います。
最近、お客様より監査などで「適切な照度で検査されているか」について、確認項目があったりします。では、適切な照度とはいったいどれ位なのか調べてみました。

JIS規格で照度基準というものがあります。
工場、学校、通路、広場、公園、駐車場など場所によっても違いがあります。

この中で工場についてみてみたいと思います。

lx表33


以上が目安としてあります。

弊社の場合、細かな視作業として750(lx)以上の照度下で検査をしております。

定期的に照度計で照度を測定するようにしています。

照度計s

スマホのアプリでも照度が計測できる物もあります。(精度は劣ります。)

これらを活用し快適な作業環境を見直してみるのも良いかも知れません。


ミルフィーユコンポジットについて

こんにちは!研究開発部の中川です。


今回は当社で開発している製品の一つ「ミルフィーユコンポジット」についてご説明したいと思います。

この製品はコンポジットハイウェイ・アワード2017で準グランプリを受賞した実績もあるすごい製品なのです。


・ミルフィーユコンポジットとは何か?

当社のミルフィーユコンポジットがどんなものかと言いますと、表面材―芯材―表面材 で構成されており、

通常この構造は「サンドイッチ構造」と呼ばれるものとなります。

ただし、当社は独自技術により中の芯材をごく薄く成型することが可能なので極薄のサンドイッチ構造が可能となります。

この極薄の芯材を幾層にも重ねた成型も可能であり、その外観から総称して「ミルフィーユコンポジット」と呼んでおります。


・ミルフィーユコンポジットの特徴

当社のミルフィーユコンポジットの特徴としましては「曲げやすいこと」に最大の特徴がございます。

通常、複合材料の芯材は軽量化のために発泡体のようなものを使用しております。

この発泡体は厚いと曲げようとしても折れてしまいますが、薄く加工すればフレキシブルな状態になります。

その性質を利用し、芯材を極薄に加工・積層させてミルフィーユ状にすることでミルフィーユコンポジットは性能を落とさないまま曲げることが可能な複合材料となっております。

mirufi-yu


現在、我々はこのミルフィーユコンポジットを更に進化したものを積極開発中です。

皆さんのお目にかかる日も近いかもしれませんね。


では、今回はこの辺で。


ChemSHERPAとは?

こんにちは品質管理部 環境担当の武田です。

 

このブログをチェックしている皆さんなら、当社がShinayaka material(しなやかマテリアル)というキーワードを掲げている事をご存知と思われますが、今回はそんな「しなやか」とは程遠いイメージのお役所や〇〇協会等に関する環境資料のお話です。

Chem SHERPAs

以前のブログで取扱う環境資料について紹介させていただきましたが、その中でchemSHERPA(読み方;ケムシェルパ)という資料があったと思います。
これは経済産業省主導のもと、一般社団法人産業環境管理協会の中のアーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)が推進するデータ作成支援ツールとなります。


何だか非常に複雑な感じがしますが、要するに色んな製品に使用される化学物質の情報を川上(素材メーカー)から川下(組立工場)まで伝達するための仕組みです。

文字通り、chem(ケム:化学)をsherpa(シェルパ:運ぶ、案内人)なのですね。

従来までのJAMP AISという仕組みに置き換わって近年スタートした資料です。


この様に新しい環境調査の仕組みや資料にも対応しておりますので、お問合せお待ちしております。


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