~顔料と染料の違いとは?前編~


こんにちは!米島フエルト産業の貿易部・松浦と申します*
皆様いかがお過ごしでしょうか(*^ω^)

前回は米島フエルト産業に隠された(?)化粧品商材の一部
「顔料タイプのリキッド用アイライナーインク」をご紹介させて頂きました。

どんな内容だったのか、簡単におさらいをします(*^ω^*)

 

アイテム/用途…リキッドアイライナーのインク(Ink for Liquid eyeliner

特徴…顔料タイプ/FDA認可のカーボンブラック処方(Carbon Black/FDA approved
①顔料:汗や皮脂に強く、落ちにくい
FDA認可=保証付きの安全インク
③色素沈着がおきにくい

ということで、「安全・機能」の両面をカバーした優れものインクのご紹介でした*
アイライナーインク_キャップ付

今回は、インクの種類顔料:Pigment/染料:Dye-stuff)と各種類の違いとは何なのか?について、
お話しいたします*

少し長くなりますので前編と後編の2部編成でお送りしたいと思います*


~インクと人とのつながり~

私たちの暮らしの中で何気なく使われているインク。
その歴史は古く、数万年前には顔料が泥絵の具・岩絵の具として使われていました。
現代の絵の具にも土や鉱物の合成金属化合物、石油化学合成による顔料

多数使われています。

【使用例】…日本画や油絵など


一方、染料は藍や茜など草木の汁液や花などを用いて、衣服の着色のために

数千年前より使われてきました。現在は天然染料に替わり合成染料が多数使われています。

【使用例】…インク、食紅など


~それぞれの性質~
顔料は、水や油に溶けきらず表面にとどまらせる方法で着色します。

「絵の具を画用紙の上に塗りつける」といったイメージです*
粒子が大きいため、溶剤の中に分散した形で存在します。
マットで耐水性があり、滲みません。よって、顔料には色落ちしにくい性質があります。
顔料

【顔料】 

 

染料は、水や油、アルコールなどに溶ける性質があり、粒子を持たない物質で
液体全体に色がついています。顔料のように色を塗るのではなく

繊維の中に浸透し、発色します。

水分には弱いですが、溶けやすい性質を生かして多種多様な
を生み出すことが可能です。
染料

    【染料】

 

では実際のインクはどうでしょうか?写真で比較してみましょう*

顔料染料比較1顔料染料比較2顔料染料比較3

このように、顔料と染料ではそれぞれ着色の仕方の違いによって

色落ちし易いのか、色落ちしにくいのかが大きく異なります。

次回後編では、化粧用途における顔料染料インクの使い分けを

ご紹介したいと思います。次回ブログもお楽しみに♪+。*