こんにちは!研究開発部の中川です。
今回は曲げ弾性率についてご説明しようと思います。
まず、「曲げ弾性率」とは何かと言うと「変形のしにくさ」を表すものと定義されています。
変形のしにくさ=曲げ弾性率をどうやって見るのかと言いますと、曲げ試験の際に荷重がかかり始めてから試験片が折れ曲がった量(変位量)を見ることで算出しています。
具体的には、変位量と荷重から算出した傾きが曲げ弾性率を表すものとなります。
つまり、弾性率が高いものほど変位量が少なくより多くの荷重が必要なので傾きが急になる=弾性率が高くなると言うことです。
弾性率が高い=硬いと表現しても良いのですが、勘違いを招きやすいので難しいところですね。
では、今回はこの辺で。