こんにちは!研究開発部の中川です。


CFRP
関連のご説明も3回目となりました。

今回はCFRP関連の一般的な成型方法についてご説明いたします。


CFRP
の成型は用途や材料によってさまざまな種類があります。

また、各社独自の技術などもありますので「これが正解!」と言った成型方法がないのも事実です。

一般的な成型方法で言いますと、「熱プレス成型」「オートクレーブ成型」「SMC成型」「RTM成型」などが代表的なものではないかと思われます。


・熱プレス成型

簡単に言うと、鉄板で挟んで加温・加圧する成型方法です。

高圧力がかけやすいのがメリットですね。


・オートクレーブ成型

材料を真空バッグに入れて真空の力で圧力をかけて成型するものです。

真空バッグとは布団圧縮袋をイメージすればわかりやすいと思いますが、あんな布団をぺっちゃんこにする様な力がかかっているものと考えてもらえれば良いと思います。

均一に圧力がかかるので安定した品質のものができるのがメリットだと思います。


SMC成型

基本的には熱プレスと同じなのですが、材料が違います。

SMCと言う、炭素繊維をチップ状にして接着剤と混ぜたものを原料としていて、曲面などのある立体形状の成型が簡単にできるのが特徴ですね。

自動車のパーツなんかもこの材料と工程で作ったりします。


RTM成型

成形法としては、オートクレーブに近いです。違うのは、やはり材料ですね。

接着剤のついていない炭素繊維に対して、真空で引きながら接着剤を材料全体に浸透させるものです。

独自の接着材を使えることがメリットとなります。


なお、米島フエルトでは熱プレス成型とオートクレーブ成型を併用して試験・評価を行っています。

では、今回はこの辺で。

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オートクレーブ試験風景
※株式会社羽生田鉄工所にて撮影