こんにちは電機資材課の青木です。4月になり、暖かく陽気で気持ちのよい季節になりました。ただ、花粉症である私にとっては、つらいの季節でもあります。残り1か月程度、我慢の日々が続きますが、がんばります!

 さて、電機資材課の商材である携帯電話・スマートフォン用部品は、非常に限られたスペースの中で部品設計されることが多々あります。弊社の最小加工部品のサイズは、2mmx1..3mm部品です。

加工部品1

スマートフォンに採用されているフィルター部品です。小さすぎて何かわからないですよね。

加工部品2

サイズ感はわかっていただけたかと思います。

次は、2x1.3の部品を画像測定機約60倍で取った画像です

加工部品3

部品の材料構成は、撥水メッシュと両面テープの複合品。
中の丸い影は、φ0.7mm程度となります。(この部分だけ、粘着テープがなく、メッシュだけの部分になり、通気性があります。)
この分については、外形寸法2mmx1.3mmについて±0.075で管理しております。
 

また、メッシュも撥水処理タイプなので、通常、両面テープは接着しにくいです。しかも、この部品はサイズが小さいため、必然的に粘着面積も少ない。悪い条件が重なっておりますが、撥水処理に対して良好なテープかつ粘着力も十分にあるテープを選定しており、ユーザー様では問題なくご使用していただいております。

今後、あらゆるものがインターネットにつながるIoT時代を迎え、社会基盤にもなる通信規格5Gも本格的に進んでいきます。スマフォや通信機器等に使用される部品に対する条件も更に厳しくなっていくと予想されます。微細小型部品の打ち抜き加工等で困りごとがございましたら、お声かけ下さい。
 

お問い合わせお待ちしております!!!