米島フエルト産業 研究開発部の西村です。

梅雨の季節で蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、研究開発部より、設備のご紹介をしたいと思います。

 

一昨年より、キーエンス製のワンショット3D形状測定器を導入いたしました。

この測定器でどういった事ができるのか、特徴などをご紹介いたします。

3D測定器①キャプチャ①

一度の測定で面全体の3D情報を取得します。(例えば、最も高い場所・最も低い場所など全体の形状が分かります。)面のデータを用いて高さ・幅・角度・Rなど測定ができます。

その他、表面粗さの測定も可能です。

 

測定原理としては、

投光レンズから照射された縞状の光は、対象物の表面で拡散反射します。反射した光を別の角度から観察すると、縞状であった光は対象物の凹凸形状に応じて折れ曲がって見えます。

これをCMOSセンサに結像させ、演算(三角測量法)を行う事で、各点の高さ・位置を測定します。


(形状データ取り込みの様子)

原理①

高さ情報を元に測定結果を立体的に表現した画像が作成できます。対象物の高低差を色で表現できる為、視覚的に判断しやすくなります。

 

測定例

ネジ①

3D測定器以外にも画像寸法測定器、万能材料試験器(剥離試験・圧縮試験・引張試験)等も所有しておりますので、製品など測定したいが、測定でこういう測定ができないかお困りことがございましたら、

お問合せ下さい。