こんにちは電機資材課の青木です。
前回両面テープとセパレータの材質及び形状の重要性について、紹介させていただきました。
前回記事はこちらです。

今回は、セパレータと両面テープの剥離性について、弊社の取り組みを簡単に紹介致します。

剥離性とは、一言でいうと両面テープとの密着性なのですが、セパレータには剥離力(どれだけの力で剥がすことができるかの目安)でいろんなグレードが存在しております。(軽剥離~重剥離タイプ)


写真のような両面テープ製品<上セパレータ()+両面テープリング状+下セパレータ(透明)の場合、透明と青色セパレータの両面テープとの剥離力の関係は、透明セパレータが軽剥離、青セパレータが重剥離の関係になります。(*下セパレータの剥離力が強い場合、両面テープが下セパレータに残り、上セパレータだけ剥がれてしまう可能性があります)

両面テープ1両面テープ2

両面テープの使用例として、下セパレータ(透明)から外した両面テープは、被着体Aに貼り、その後、青セパレータを剥がし、別の被着体 Bに貼り合わせされる場合が多いです。

 

「下セパレータから両面テープを剥がす剥離力」

「被着体に貼ってから上セパレータ(青)を剥がす剥離力」

セパレータの軽・重剥離バランスやセパレータと両面テープの相性は重要です。

弊社では、両面テープと各セパレータの剥離力のデータを取り、セパレータの選定に役立てております。

剥離測定
剥離測定1剥離測定2

試験方法:セパレータと両面テープ(長さ200mmX幅40mm

圧着方法:2KGローラ3往復

引張速度:300mm/min

測定環境:23℃±5℃ 60%±30%RH

被着体(SUS)に貼り付け、24時間経過後に180度の剥離試験を行う。

試験結果

非常に微妙な差ですが、傾向を見て最適なセパレータの検討を行っております。

もちろん両面テープの粘着力の実測値を測定可能です。

 

両面テープやセパレータでお困りことがございましたら、お問い合わせください。テープ、セパレータ自体の選定、形状や貼り合わせ方法の提案をさせていただきます。