産業資材課の長尾です。

 

今回の不織布はサーマルボンド製法の紹介になります。

 

製法としましては、不織布のもとになる原綿に熱溶融性繊維を混ぜ込んだ仕様になり、その繊維を部分的に溶融し繊維どうしを接着させるものとなります。

加熱方法としてはエアースルー、カレンダー、超音波法などがあり、接着剤等を使用しないため比較的エコな製法となります。

 

特徴としましては、嵩高性でソフト感があり、多孔性で吸液性もあります。

 

用途では医療分野(おむつ等液吸収材)、生活関連資材(ティーバック等)、衣料インテリア(芯地、クッション材)、工業・産業分野(エアーフィルター、絶縁材等)と様々な分野での展開がございます。


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