皆さまこんにちは!産業資材課の松浦です。

毎日寒い日が続きますね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
風邪やインフルエンザも流行しているようなので、ご体調にはどうぞ十分お気をつけ下さい。

さて、前回のブログ(松浦記載分)より「世界の羊毛プレスフェルト・比較検証の旅!」
を実施しておりますが、今回はその第二弾!南アジア圏産のある羊毛プレスフェルトの例
を取り上げてみたいと思います!
前回のブログはこちらから(^ ^*)

前回同様、まずは拡大画像で比較してみました。

果たして今回の結果はいかに?!


日本製                 海外製(南アジア)K36-2(x84)(比較1) A-2(x84)インド(赤丸付ー比較1)

「真っ白と黒点がぽつぽつある画像…」>( ゚ο ゚)


そうです!その通りなのです。

結果としては、

南アジア製「黒い不純物がちらほら目立つ」
日本製「黒い不純物はほとんど見受けられない」

事が分かりました。

 

また「手触り」については、

南アジア製「ゴワゴワ感が強い」
日本製「サラサラ感が強い」

印象を受けました。

 

また、全体の「色合い」を比較してみると、

南アジア製「若干暗く、何処となくくすんだ白色」

日本製「明るく、純白感のある白色」

という違いもありました。

比較2(色合い)

※撮影条件: 同一(2017/12/26撮影 弊社内にて)

 

ヨーロッパ圏の例同様、南アジア圏でも「環境にやさしく、天然素材をなるべく生かした作り」
を基調としているようです。

 

ということで、今回は

南アジア製「不純物がある・ゴワゴワ感が強い・暗めのくすんだ白色」

日本製「不純物は少ない・サラサラ感が強い・明るい純白感がある白色」
という違いがあることが分かりました。

日本製のような特徴を持つフェルトは海外ではあまり多くないのでしょうか…?!

どうやら更なる検証が必要のようです!

 

まだまだ奥の深い羊毛プレスフェルトの世界!

今後も世界各国の羊毛プレスフェルトの比較検証を行ってまいります!
次回の更新にもぜひご期待ください!