2022年01月

ICPデータ

米島フエルト産業 品質管理部の武田です。


弊社では不織布や両面テープ、ウレタンなど様々な材料を取り扱っているのですが、お客様より材料における有害物質の、精密測定データを求められる場合がよくあります。

もちろん、有害物質ですので検出されることはほぼ無いのですが、データを用意してお客様に提出しています。

基本的には材料メーカー様より取り寄せて提出するのですが、何らかの事情によりメーカー様からデータが出てこない場合には、弊社にて第三者機関に手配して測定する必要があります。


ビーカーs

測定の対象となる物質は、RoHS2指令の規制物質やフタル酸エステル類、ハロゲン物質などですが、分析対象の物質により測定方法が異なり、よりふさわしい測定方法を用いたデータが求められます。


主な測定方法としては

ICP発光分光法

・ガスクロマトグラフィー

XRF蛍光X

などがありますが、精密測定方法としてはICP発光分光分析法を指すことが多いため、一般的にICPデータと呼ばれています。


このように材料の精密測定データも対応しておりますのでご相談ください。


耐火繊維

こんにちは!研究開発部の中川です。

今回は当社で取り扱っている耐火繊維についてご紹介させていただきます。


耐火繊維とは、文字通り火に強い繊維です。

炎を扱うような場所・高熱がかかるような場所・火の粉が飛び散る場所などでよく使用されています。

(例:溶接の火花受けなど)


なぜ燃えないのかと言いますと、すでに
1度燃やしており火のつく成分は取り除かれているから燃えることがないのです。

ただし、赤熱はするので注意は必要です。(熱くないわけではありませんので。)

実際に、成分はほとんど炭素なのでBBQなどで使用する炭みたいなものと考えればわかりやすいでしょうか。


使用状況・環境に応じて最適な品種(厚さ違いなど)をご提案させていただきますので気軽にご相談ください。

では今回はこの辺で。

耐火繊維s

※この様に直接火で炙っても赤熱するのみで燃えない。


でんさい(電子記録債権)導入について

こんにちは。経理総務部の南野です。


昨年より政府ではデジタル庁が発足し、国や地方行政のIT化、DXの推進がますます加速される「デジタル社会」の実現に向けて様々な取り組みが進められようとしています。

弊社も今後業務の効率化を進めていくうえで、デジタル化は必須の課題となります。


その取り組みの1つとして、今年度よりお取引先様への代金支払方法につきまして、従来方法に加えて「電子記録債権(でんさい)」による支払を開始させていただきました。

弊社が新たな支払方法として採用する「でんさい」は、約束手形に代わる新たな決済手段として、株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称「でんさいネット」)が提供する電子記録債権であり、お取引様にとって利用メリットの高い決済手段です。具体的には以下の通りになります。


  ① 指定口座に自動入金されるため取立が不要となります。

  ② 手形では不可能である分割による譲渡(割引)が可能になります。

  ③ ペーパーレスのため、保管・管理業務が削減できます。

  ④ 領収書の発行が不要であり収入印紙料金の削減ができます。

  ⑤ 郵送時の書留代金分が節約できます。


実際弊社で「でんさい」支払に変更した結果、手形の送付事務が不要となり、印紙代や書留代金の削減効果も大きく表れております。現在紙の手形を発行されている会社様も検討される価値は充分にあると思います。

今後も弊社は、業務効率化により生産性を向上させ、お客様にとってより良い商品を提供できるように取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願い致します。

でんさいs

新年のご挨拶

業務部の安井です。

皆様におかれましては、良き新年をお迎えになられたことお喜び申し上げます。

また、旧年中は多大なるご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

弊社では2022年は15()より通常営業を行っており、本年も皆様のお役に立てるように、より一層の努力をしてまいりますので、変わらぬお引き立てを賜りますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。

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