2019年01月

セルフメディケーション税制

こんにちは。経理総務部の南野です。

 

来年度予算案は10月の消費増税に対する経済対策のオンパレードで、とうとう100兆円超えとなりました。財政健全化を目的とした消費増税のために、財政出動を行うという皮肉な政策ですが、将来世代の負担を増やさないことも真剣に考えてほしいものです。

 

さて税金の話といいますと、1月に入り確定申告の時期が近づいてきました。

消費税増税を控え、我々の税金負担はさらに増えていきますので、節税できるところは押さえておきたいものです。

 

その節税対策の1つですが、2017年からスタートした「セルフメディケーション税制」があります。

この制度は、日ごろから健康を自己管理する人に向けた医療費控除の特例で、スイッチOTC医薬品といわれる特定の市販薬を購入した場合、確定申告を行うことによって所得税が控除され、また住民税も減額される制度となります。

(スイッチOTC医薬品 共通識別マーク)

セルフメディケーション①

通常の医療費控除との違いですが、医療費控除は年間の医療費が世帯で10万円を超えた場合が対象ですが、セルフメディケーション税制ではスイッチOTC医薬品の年間購入金額が12千円を超えれば対象となります。

セルフメディケーション2

現在対象となる医薬品は約1700品目と増え続けており、日ごろからドラッグストアで買い物をしており、ついでに「風邪気味だから」「頭痛がするから」と医薬品を購入するようなタイプの方は、知らず知らずのうちにこの金額を超え、条件が当てはまっている可能性が高いので、

レシートを残しておくことが、この制度利用の一番のポイントとなります。

 

制度がスタートして昨年初めての確定申告が行われましたが、確定申告を行った2200万人のうち、セルフメディケーション税制の利用実績は0.12%に当たる26千人だったそうです。

少しの手間で税金が戻ってくるこの制度を賢く利用すると、忘れたころにおこづかいが入ってくるかもしれません。

環境資料について

こんにちは品質管理部 環境担当の武田です。

 

弊社の商品はスマートフォンやゲーム機、家電などの弱電関係や、自動車関連の部品に使用されているのですが、私はその商品にはどんな原料が使われているか、規格などで定められた有害物質が使われていないかなどの調査や資料の収集等を担当しています。


今日はその数ある環境資料の一部を紹介したいと思います。

 

SDS (旧名称 MSDS

製品安全データシート:個々の材料における安全上の取り扱い注意点を示した資料

ICPデータ

  ICPという精密測定機器で有害物質の含有量を測定したデータ

  (有害物質例:鉛・カドミウム・水銀・六価クロム・PBBPBDE

・不使用保証書

  お客様が定めた有害物質を使用(含有)していない事を保証する書類

・該非判定書

  輸出に際して法令に抵触していないかを判定した資料

chemSHERPA

  新たに運用が始まった製品含有化学物質の情報伝達ツール

JAMAシート

  日本自動車部品工業会が定めた化学物質情報調査シート

 

これらの資料に加え、ヨーロッパやアメリカの化学物質の規制に関する調査も対応可能ですので、お気軽にご相談ください。


資料


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カラーフエルトについて

産業資材課の長尾です。

 

今回はカラーフエルトについて。

 

弊社取り扱いのフエルトの中には主に手芸用等で使用されるカラーフエルトの取り扱いも御座います。

その中で化繊のカラーフエルトは手芸用途以外でのご提案品も御座います。

カラーフエルト

化繊のニードルパンチフエルトの為、羊毛フエルトに比べると表面の毛羽立ちも非常に少ないのが特徴で、薬液を含侵させてキッチン周りのシンクをふき取る用途や、ガラスの油膜取り用途等でもご利用いただいております。また、発泡体と貼り合せをし、ホワイトボードマーカーのイレイザーなどでもご利用が御座います。

 

規格としましては、1t厚、2厚があり、カラーバリエーションも幅広く御座いますので一度お問合せ頂ければと存じます。

 

宜しくお願い致します。


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