こんにちは電機資材課の青木です。

両面テープと切っても切れない重要な関係を持っているのがセパレータ。両面テープを生かすも殺すもセパレータといっても言い過ぎではないでしょう。セパレータはその剥離性も重要ですが、材質や形状も重要な部分です。今回は両面テープとセパレータの関係性の一例を紹介致します。

 

下記写真はφ30Xφ28のリング状の両面テープ部品。
上より黄色紙セパレータ⇒両面テープ(透明)⇒PET台紙(透明)の構成。部品単体では、問題無いように見える製品。
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このリング状のテープを台紙から取り外そうとすると、リング形状は変形してしまいます。。。
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上のセパレータは黄色い紙セパレータを使用。紙で腰がないため、両面テープを外す際に負荷がかかり、紙セパレータと両面テープが変形してしまいます。
では、リング形状の変形を抑える工夫として、上セパレータの材質を変えてみます。
紙からPETに変更。

台紙から取り外してみるとPETセパレータに腰があるので、両面テープの形状は何とか維持している感じ。

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更に両面テープの形状を安定させる方法。

PETセパレータの内径φ28穴を開けない。(テープはφ30Xφ28のリング状)

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同様に台紙から製品を取り外す。PETセパレータの面積が増え、リング状テープは変形しない。

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改めて3点を更に比較してみる。
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φ
30Xφ28の形状の場合、外形はφ30と大きく、しかもリング幅は1mmと細い。貼り合わせる前に変形してしまうとお客様で正しく貼り合わせができません。
今回、セパレータの材質や形状を変更して、変形を抑えましたが、単純に両面テープを腰のあるPET基材の両面テープで対応できる場合もございます。
部品の大きさやテープ面積、両面テープやセパレータの種類によりいろんな組み合わせが考えられます。さらにお客様の使用方法を確認し、長年の両面テープ加工実績により、最適な部品提案をさせていただきますので、ご相談下さい。