飛行機と耐熱振動板

こんにちは、貿易部の佐々木です。

突然ですが、私は飛行機が大好きです。

貿易部に所属していますので、出張で利用することが多いのですが、特に仕事を終えた帰路、

ぼんやりと窓から外を眺める時間がとても好きで、

座席は必ず窓側です。子どものようです…。(笑)

航空機

なぜ飛行機かと申しますと・・・

 

実は、当社が得意としているコンポジット材(複合材)のスピーカー用振動板には、

航空機と同様の高機能材料が使われています。近年、特に海外では、スマホスピーカーの高出力化が進んでおり、

その振動板には軽さと剛性、そして耐熱性が高いレベルで求められるからです。

当社では、材料メーカー各社様と緊密に連携をとりながら、ユーザーニーズに寄り添った開発を続けています。

コア材と粘着剤の組合せで実現した他社製品を圧倒する耐熱性はその一例です ↓

 

当社製                  欧州他社製

耐熱振動板_米島 耐熱振動板_他社

*恒温槽160 x 96時間後(厚み160μm

 

当社は約0.2mmのそのわずかな厚みの中に知恵と汗と熱意を注ぎ続けています。

これからも、世界中どこへでも飛んでいきます、より良い製品をお届けするために…!


羊毛フエルト耐熱温度について

米島フエルト産業  産業資材部の菊井です。
 

皆さんご存知ですか~。羊毛フェルトの原料はもちろん.....Sheepです。笑

羊毛フェルトの耐熱温度をご存知でしょうか。

従来羊毛フェルトの耐熱温度は、100℃程度と言われております。

100℃以上になった際に羊毛フェルトがどのようになるのかを恒温槽を使用し、耐熱試験を実施しました。

恒温槽3 恒温槽2A


試験を開始し、150℃を超えてから黄変が見られましたが、形状・重量等に変化は見られませんでした。

  

 【開始前】                   【100℃】                    【120℃】
試験前 耐熱試験100 耐熱試験120

 【150℃】                    【200℃】
耐熱試験150 耐熱試験200


その後、220℃になったとたんに煙が上がり、一気に灰になりました。

耐熱試験220


上記でも記載しておりますように、羊毛フェルトの耐熱温度は100℃とご案内しておりましたが、今回の試験により約120℃程度までは、使用環境・用途によっては使用可能であることが分かりました。

 

サンプルをご提供させて頂きますので、お試し頂ければと思います。

また、ご要望があればご希望の温度・時間で耐熱試験を実施させて頂きます。

お気軽にお問い合わせ下さい。

性能を比較する

社長の米島(ヨネシマ)と申します。

昨年世間をにぎわせた自動車の燃費データに関する問題。
このような「性能」に関するデータは「測定条件」をどう設定するかによって結果は大きく異なります。
あるメーカーはライバルに劣るデータは出せないというプレッシャーから、意図的に操作したことが暴かれ、
一方で、軽自動車で有名な日本のS社も燃費偽装を社長自ら公表し、世間の非難を浴びたものの、
実は国の規定よりも厳しい条件で試験しており、実際はカタログ値よりむしろ実走行の燃費が良かったことが判明したり・・・(゜゜)

悪意のある偽装はともかく、ユーザーである我々自身もカタログ値はあくまで「参考値」であることは割と認知されているかと思います。
これは自動車に限ったことではないと思います。

我々が商材として取り扱うshinayaka materialはある特定の機能をもつ「機能性素材」とも言います。
つまり、その材料の「性能」そのものがお客様の製品や部品の性能を左右してしまいます。
ところが、弊社が扱うShinayaka materialはいわゆる「軟質材」が多く、他の一般的な「硬い材料」よりも物性的に不安定です。
温度・湿度の環境によって硬さ、寸法、応力が大きく変化しやすく、そもそも密度にバラつきがあったりで、大変やっかいな材料です。

例えば、クッション材として使用される材料「ウレタンフォーム」
各製造メーカーさんが一定条件で変形応力の試験結果が開示されていて、参考になりますが

複雑な形状であった場合、どうなるのか?
メーカーが違うもの同士を比較するとどう違うのか?

お客様とお打ち合わせの上、一定条件で弊社で測定を行い、比較検討することが可能です。

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