複合材振動板の構造について

こんにちは。電機資材課の佐々木です。

二十四節気の啓蟄ですね。

冬ごもりをしていた虫が目を覚まし地上にはい出るとされています。

実際はまだ肌寒いですが、朝夕に日が長くなってきたのを感じます。

スマホの画面からちょっと顔を上げて自然に目を向けると、案外春が近くまでやって来ているかもしれませんね…。

 

さて、本題です。

私は今まで複合材振動板についていくつか書いてきましたが、そう言えば、基本的な構造をご紹介していなかったなぁとフト思いました。すみません…

何せ最初からiPhone7のお話しでしたから…
(iPhone7のお話しはこちらからどうぞ)


当社の複合材振動板はこのような5層構造になっています。

5層複合材

真ん中の白い部分が「コア材」です。

当社の独自技術で極めて薄くスライス加工した硬質発泡体をコア材として使用します。

そのコア材を粘着材(上図オレンジ色の層)を使ってアルミ箔でサンドしています。

5層で約0.10.2mmの厚さが主流です。

 

このような5層構造の複合材を使う利点は、コア材とアルミ箔の厚みを調整することでユーザー様が求める音響特性に近づけること、高剛性と軽量化を両立し、スマホスピーカーの高音質化に貢献できることが挙がります。

MUR_9069s

それでは、今日はこのあたりで。

季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。

ご自愛くださいね…。

ポリエステルニードルフェルト・グレー

米島フエルト産業 営業部 産業資材課の乘本(ノリモト)です。

 

今回は、ポリエステルニードルフェルト・グレーについてご紹介いたします。

ポリエステル素材をニードリングでフェルトに仕上げております。

用途は、各製鉄メーカーの薄鋼板コイルの緩衝材等、床保護・家具保護の緩衝材等、他にも多用途でご使用されております。

ポリエステルニードルフエルト・グレー_

厚みは、5種類があり、規格サイズは、下記の通りになります。

3mm X 1,800mm X 約40

5mm X 900mm X 約30/ 5mm X 1,800mm X 約30M

6mm X 1,800mm X 約20M

10mm X 1,800mm X 約10M

12mm X 1,800mm X 約10

裁断(カット)加工もご相談に応じますので、お気軽にご相談下さい。

現物見本をご確認されたい場合、カットサンプルを

多数取り揃えておりますので、即日出荷が可能です。


お客様のニーズにお応えして、迅速に対応させていただきます。

よろしくお願い致します!

ニッケ羊毛フエルト原反の巻き数量について(R28W相当品)

こんにちは業務部の安井です。

 

この冬はインフルエンザが大流行し、少しピークは過ぎたものの私の家族もインフルエンザを発症するなど体調管理に例年以上に気を遣う2019年の始まりとなりました。来月は決算月を迎えるにあたりこのまま体調維持できるように頑張りたいものです。

 

さて、前回は『純長と総長の違い』についてブログを掲載致しましたが、今回はニッケ羊毛フエルトの品番ごとの巻き数量についてのご紹介です。

 

羊毛フエルトの原反巻き数量は同一グレードでも厚みにより長さが異なり、また基準値はあるものの乱尺と呼ばれるように原反違いでも長さに違いはあります。

 原反巻き数量(R28W相当品)_

上記の表はR28W相当品、ニッケ品番で1100の原反の巻きの長さを厚みごとにまとめました。

厚みが厚くなるに比例して重量が重くなる分巻きの長さも短くなっていきます。

 

ただし、巻きの長さについては乱尺巻きつき、基準値の12mは前後している場合もありますが、ご参考になればと思います。

また、上記品番は通常在庫品につき、カット売りも可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。

 

次回はR25W1相当品の巻き数量についてご紹介予定です。 

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