画像測定機のご紹介②

新しく令和元年がスタートしました。
いつもと違うゴールデンウイークを皆様いかがお過ごしでしたでしょうか、品質管理部 北村と申します。

前回、品質管理部で使用しています設備のご紹介をさせて頂きましたが、今年3月末に新たにミツトヨ製の画像測定機が導入されましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。     


●仕様

符号 QV-L202Z1L-D

測定範囲 X250mm    Y200mm   Z150mm    

最小表示量 0.0000mm  

照明装置 垂直落射照明 透過照明 リング照明

本体外観寸法 全長767mm  全幅570mm  全高さ845mm

本体重量 120Kg           

測定物の一例ですが下記は印刷物の文字の画像です(輝度20%45%)

●落射
落射20% 落射45%

 落射20%         落射45%

●透過
透過20% 透過45%
 透過20%         透過45%

 

リング
リング20% リング45%
 リング20%        リング45%

上の画像より、印刷の文字を測るときの照明はリング20%が適しています。

文字の欠けなども見つけることができます。

このほか、ウレタン、不織布、両面テープ等の加工品など、印刷物以外のものでも、

照明の組み合わせで光を調節して、寸法測定や外観検査をしています。

測定のことで何かございましたら、ご相談ください。

ファイバーロッド

産業資材課の長尾です。

 

今回は改めてファイバーロッドについて。

 

以前に用途や、形状、仕様のコントロールについてご案内させて頂いておりましたファイバーロッド。

百聞は一見に如かず、実際に見て頂きどういったモノか手に取って確認頂けたらと思いますので、

ご興味のある方にはサンプルをご用意させて頂きます。

_DSC7921s_DSC7862s

逆に弊社でも現在の使用目的以外のご用途でのご要望もお待ちしておりますので、

何なりとご相談下さい。

 

宜しくお願い致します。

 

以前のファイバーロッドの掲載ページは下記になります。

中芯・中綿
中芯(ファイバーロット)
中芯(ファイバーロット)その2



微細小型打ち抜き加工部品について

こんにちは電機資材課の青木です。4月になり、暖かく陽気で気持ちのよい季節になりました。ただ、花粉症である私にとっては、つらいの季節でもあります。残り1か月程度、我慢の日々が続きますが、がんばります!

 さて、電機資材課の商材である携帯電話・スマートフォン用部品は、非常に限られたスペースの中で部品設計されることが多々あります。弊社の最小加工部品のサイズは、2mmx1..3mm部品です。

加工部品1

スマートフォンに採用されているフィルター部品です。小さすぎて何かわからないですよね。

加工部品2

サイズ感はわかっていただけたかと思います。

次は、2x1.3の部品を画像測定機約60倍で取った画像です

加工部品3

部品の材料構成は、撥水メッシュと両面テープの複合品。
中の丸い影は、φ0.7mm程度となります。(この部分だけ、粘着テープがなく、メッシュだけの部分になり、通気性があります。)
この分については、外形寸法2mmx1.3mmについて±0.075で管理しております。
 

また、メッシュも撥水処理タイプなので、通常、両面テープは接着しにくいです。しかも、この部品はサイズが小さいため、必然的に粘着面積も少ない。悪い条件が重なっておりますが、撥水処理に対して良好なテープかつ粘着力も十分にあるテープを選定しており、ユーザー様では問題なくご使用していただいております。

今後、あらゆるものがインターネットにつながるIoT時代を迎え、社会基盤にもなる通信規格5Gも本格的に進んでいきます。スマフォや通信機器等に使用される部品に対する条件も更に厳しくなっていくと予想されます。微細小型部品の打ち抜き加工等で困りごとがございましたら、お声かけ下さい。
 

お問い合わせお待ちしております!!!

pageTop